火垂るの墓の作者として有名な『野坂昭如』さんが亡くなられたそうです。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
自宅にて意識のない状態で発見されたとのことですが、死因がまだ特定されていません。
85歳ということなので、結構お歳は召されておりましたが
病気でしょうか?
今回は、『野坂昭如』さんの死因について調査しました。
野坂昭如の死因は脳梗塞?
まず野坂さんについて紹介します。
名前:野坂昭如
生年月日:1930年10月10日(享年85歳)
職業:作家、作詞家、歌手、政治家
代表作:おもちゃのチャチャチャ、アメリカひじき、火垂るの墓
調べてみますと、野坂さんは2003年に『脳梗塞』で倒れられておりました。
年齢は72歳の時です。
当時の様子はこう記されています。
作家の野坂昭如氏が東京・杉並の自宅で脳梗塞に倒れたのは2003年5月26日、72歳のときでした。午前8時すぎに朝帰りをした野坂氏は、玄関から書斎に通じる廊下を壁にぶつかりながらヨロヨロと歩いていたとのことです。
「また朝から酔っぱらっているのね」
こう思った妻の暘子(ようこ)さんが声をかけたところ、「ア~」とか「ウン」とか要領を得ない。これはただごとではないと直感し大学病院の主治医に電話したところ、「いますぐ連れてきなさい」と指示されました。
この時はすぐに病院に行くことができたので、大事には至らず
わずか二週間で退院をすることができたそうです。
現在もリハビリを続けながら執筆活動を続けているとのことだったので、
死因としては、『脳梗塞』の再発が原因として考えられます。
脳梗塞は再発しやすい病気らしく、
再発率は、1年以内が約10%、5年以内が30%とされています。
また、脳梗塞は朝に起こりやすい病気としても知られています。
今回意識がない状態で発見されたのが、午前9時頃だったということで、
寝ているときに脳梗塞が発病した可能性があります。
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野坂昭如の家族について
野坂さんの家族はシャンソン歌手の妻『野坂陽子』さんと、作家の長女『野坂麻央』さん、女優の次女『愛耀子』さんがいらっしゃいます。
今回意識不明のところを発見したのは妻の陽子さんだったそうです。
一緒に住んでいたのですかね?
住んでいたとしたら、発見が少し遅かった気がします。
在宅介護士を雇っていたそうですが、まだ出勤されていなかったのですかね?
また、娘さんとの少し面白いエピソードがあったので紹介します。
蛍の墓原作者の野坂昭如と言えば、有名な逸話が。
野坂の娘の国語の授業で、父の作品が扱われた。
その時問題に「この時の著者の心境を答えよ」
というものがあったので、娘は家に帰ってから父に訪ねた。
「その時どんな気持ちだったの?」
「締め切りに追われて必死だった」
翌日のテストで答えにそう書いた娘は×をもらった。
心情的気には全く正解だと思うのですが、
これは著者じゃなくて、出題者の意図を読む問題ですね。
国語の問題は難しい・・・。
まとめ
野坂昭如さんの代表作と言えば『火垂るの墓』ですね。
そのため作家としてのイメージがとても強いですが
放送作家、シャンソン歌手、落語家、漫才師など、本当に多岐にわたる活動をしてきた方でした。
最近でもTBSラジオ『六輔七転八倒九十分』の『野坂昭如さんからの手紙』というコーナーで毎週報告していたり、新潮45や毎日新聞、週刊プレイボーイにも記事が掲載されていました。
なので、今回の訃報は結構突然のことだったようです。
謹んで、ご冥福お祈りいたします。