株式会社メルヘンという会社を知っていますか?
こんなお店見たことある方もいると思います。
そうです。『サンドイッチ』屋さんですね!
関東を中心に展開しているお店なんですが、愛知や京都にもありますね。
『オンリーワンのサンドイッチで営業のない営業』とうキャッチフレーズを掲げて
日々サンドイッチの研究に余念がないんですって!
そんな『メルヘン』を作ったのが『原田純子』さんという女性社長さんです。
原田さんは一体どんな思いを胸にこの会社を作ったのでしょう。
今回は、株式会社メルヘンの女性社長『原田純子』さんについて紹介していきたいと思います。
原田順子さんの起業にかけた想い
原田さんのメルヘン企業のルーツについて調べていくと
まず、原田さんが結婚したところまでさかのぼります。
原田さんは27歳で結婚されたそうですが、その時に食品会社に再就職しました。
そこで既婚女性が働く厳しさを実感したそうです。
既婚女性が再就職する場合は採用率が下がったり、お子さんを出産すると仕事との両立が難しくなったりしますよね。
そこで、原田さんは
女性の能力を最大限に生かして、生き生き働ける職場を作りたいとの思いで、株式会社メルヘンを作ります。
キャッチフレーズとなっている『営業のない営業』というのが
女性の強みを生かしてこそ成りえるものなんでしょうか?
もう少し『女性の強み』という部分について内容を掘り下げて調べてみると
メルヘンは、日本人の味覚に合ったサンドウィッチづくりをテーマに女性の視点で新製品開発を行っているそうです。
具体的には、美味しいサンドウィッチを丁寧に優しい味にするということを目標にしているそうです。
う~んなるほど、女性的な発想で、男性経営者ではなかなか辿りつけない発想ですね。
オンリーワン、つまり競合のないサンドイッチを作って、
顧客を独り占めにする → つまり営業は必要なくなる
ということです。
そのためにはもちろん『商品開発』がキモになってくるので
そこに女性の視点(これは消費者の目線という意味もあるのでしょう)を入れて行うと。
この理論がうまくハマってメルヘンは現在では21店舗を展開するまでになりました。
私、メルヘンのサンドイッチは食べたことがあるのですが
確かにパンがふわっとしているんですよね(比較対象がコンビニなのが申し訳ないです;;)
他のこだわりも調べてみると
- マヨネーズも独自レシピ
- 工場はなく、必ず店内厨房で作る
などがありました。
何が何でもクオリティー重視!ということで
必要以上のチェーン展開はしないそうです。
恐らくこれは品質を管理することが難しくなるからでしょうね。
最近ではおむすびの販売も始めたようですが、
ヘタにブームに乗らず、『品質第一』で展開しているそうです。
メルヘンのおむすびなら食べてみたいですね~。
サンドイッチは100種類以上、おむすびは80種類以上です。
見かけたら是非立ち寄ってみてください^^
原田順子さんのプロフィールについて
さてさて、原田さんとメルヘンの起業理念について語ってまいりましたが
原田さんは27歳で結婚されているとの事でした。
その時の再就職の際、既婚女性が働く厳しさを知ったとありましたが
原田さんはお子さんはいらっしゃったのでしょうか?
原田さんが起業した年齢と、メルヘンの設立年を照らし合わせると
現在の原田さんの年齢は還暦ぐらいと思われます。
何歳の時に企業したのかにもよりますが、出産機会はあったのではないかなと。
お子さんがいらっしゃるかどうかの正確な情報はありませんでしたが、
いるなら、どんな方になっているのか知りたいですよね^^
また、原田さんは起業されるようなバイタリティのある方なので、
どこか大学を出ておられるのかなと思って、調べてみたのですが、
情報がなかったので、大学には行っていないのかもしれません。
出身は、山梨県都留市中津森だそうです。
最後に年収についてですが
株式会社メルヘンの平成25年度売上は16億7700万円でした。
そして、社員・パート・アルバイトを含めての従業員数が280名です。
一人当たりの売上600万弱です。
サンドイッチの利益率がどのくらいなのかはわかりませんが、
パート・アルバイトも入れてこの数値は結構いい数値ですね。
原田さんの年収は1億は行かないと思いますが、結構いい額もらっていると思います。
まとめ
いつも何気なく店舗を眺めていましたが、こんな理念があったんですね。
営業職が一人もいない会社で成功しているのは、その理念がしっかりと従業員に浸透し機能しているからだと思います。
そういった会社はわかりやすくていいですよね。
目指すべきスタイルが確立されているほど、迷いのないものはないです。
あ~なんかサンドイッチ食べたくなってきた。