3月20日から始まった「第88回選抜高校野球大会」
京都代表の龍谷大学附属平安高等学校が4年連続40回目の出場ということで話題になっています。
そんな龍谷大学附属平安高等学校で注目をあつめるエース市岡奏馬選手。
センバツ初戦では強豪明徳義塾を7-1で完投勝利。
二回戦の八戸学園では0-2、三回戦の明石商には1-2と勝ち進み
次の試合は準決勝となっています。
ではそんな強豪の龍谷平安のエース、市岡選手について詳しくご紹介したいと思います。
市岡奏馬選手のプロフィール
名前:市岡奏馬(いちおか そうま)
生年月日:1998年7月31日
出身地:京都府
身長:180センチ
体重:76キロ
市岡選手は修学院小学出身で1年生の頃から軟式野球を始め、
修学院中学校進学後には京都嵯峨野ボーイズに所属しました。
中学3年生のころに日本代表メンバーの外野手として世界少年野球大会に出場しています。
龍谷大学附属高等学校に進学後2年生でベンチ入り。
昨年秋の大会では奪三振率8.94と32校の投手のなかでは9番目に多いというデータを残しました。
ただ試合によって好調時と不調時のムラが激しく四死球の多さやメンタル面での課題があります。
しかし昨年の冬、その不安定さの改善のためにトレーニングを行い春のセンバツ初戦では強豪の明徳義塾戦で7-1と完投勝ちを上げました。
また二回戦の八戸学院光星では0-2で勝利、三回戦の明石商でも1-2で勝ち進み30日に準決勝が行なわれます。
出身中学
中学時代の時は京都嵯峨野ボーイズという野球チームに所属していた市岡選手。
当時は「ボーイズ京都ファイターズ」というチーム名だったようです!
2014年の中学3年生の時に世界少年野球大会に日本代表メンバーとして出場。
2番センターとして世界一に貢献しました。
これほどの活躍があった市岡選手なのですから
龍谷平安への進学はきっとスカウトでしょう!
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身長体重
179センチ77キロと恵まれた体型の持ち主。
高身長で球威がある左腕の投手です。
ストレートは力強く最速143キロ
左投げで140キロ以上の球と言うのは打者にとってとても打ちづらいそうです。
左投げだと多少ボールの出処が見えづらいといったこともあり
しかも140キロ超えとなると速い球に入りますしそう簡単に打てるような球ではありませんね。
110キロ台のスライダー、チェンジアップ
100キロのカーブ
と球種も幾つかあるようです。
また身体能力が高く50mを5,9秒で走る俊足。
そして遠投は110mとパワーもあります。
冬場は制球面での不安定さを改善するため
間食にバナナやおにぎりを食べて74キロから77キロに体重を増やしたそうです。
また前チームのエースを見習い投手陣のランニングが20周だったところをノルマを5周増やすという身体づくりに励みました。
その効果が現れ「直球の威力が上がった」とバッテリーの竹葉章人捕手が市岡選手の冬場の成長を評価しました。
ドラフト
今のところは下位指名か大学、社会人へ進学という感じです。
送球が現在140キロ前後ということで145キロを超えてくればもっとプロのスカウトの評価は上がってくると思います。
もっと体重を増やしていけば150キロの壁も超えてくるでしょう!
また昨年の秋に行われた近畿大会で全試合死球を出すなど制球面で安定しない部分があり
そこを改善しないかぎりは大学、社会人経由でのプロ入りが無難。
センスとしては評価されているので将来性を考えての指名はありそうですね!
考察
被安打率は悪くなく投球もいいものがありますが安定して投げる力はまだ不足しています。
これからメンタル面などと強くしていきまた制球面でも改善していって欲しいですね。
今回の春のセンバツでどんな結果が見れるのか楽しみです!
そんな龍谷大学附属平安高等学校の準決勝は30日に行なわれます。
市岡選手は準々決勝で明石商と延長12回まで完投しているため消耗が心配されています。
対戦相手は奈良代表の知弁学園。
体力回復が難しいと思いますが頑張って試合に望んで欲しいですね!!