本日は、婿投げ祭りという新潟県のお祭りをご紹介します!
メディアでも取り上げられる機会が多いこの祭り。
全国的には「奇祭」と呼ばれているほど、珍しい内容のお祭りです。
同日に開催される墨塗りも興味がありますね。
由来や伝統など、気になる情報をチェックしていきたいと思います!
むこなげ!
婿投げは、江戸時代から伝わる小正月行事です。
現在は1月15日に行われています。
内容は、前の年に結婚したお婿さんを薬師堂前の5、6メートルもある高さから投げ落とすという豪快で荒っぽい伝統行事です。
新潟県の松之山温泉に伝わっています。
動画がありますのでご覧ください。
下で心配そうに待つお嫁さんが顔の雪を払う姿がとても印象的ですね。
雪がクッションになっているので、よっぽどのことが無い限り怪我はしないそうです。
夫婦円満や、安産の効果があるといわれています。
薬師堂の前でやることによってより効果がありそうです。
どんな由来があるの?
この行事は、嫁を追い出すことを禁じた行事という説があります。
またもう一つは、略ダツ結婚の名残だとかw
よそものに娘をとられた若者の腹いせがこの行事として残ったとも言われています。
なかなか不思議な理由で始まったこのお祭り。
奇祭といわれる由縁もこのせいでしょうか?
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バラエティ番組でも取り上げられていますね。
これを見る限りかなり危険だと思うのですがw
雪がクッションになるとホームページには書いてありましたが、おそらく見えぬところで怪我はしていると思われます笑
婿投げの後は顔面に墨?!奇祭です。。
婿投げはいかがでしたでしょうか?なかなかの迫力でしたよね。
婿投げが終われば、次はいよいよ墨塗りです。
正月で使った門松や書初め、飾りなどを人々が持ちより、高い塔を作ります。
その塔がコチラです。
かなり高く積み上げられています。
婿投げが行われた薬師寺にて、薬師様に参拝した後、火をいれます。
この塔の炭と、雪を混ぜで黒い雪の墨をつくります。
そして、
「おめでとう」といいながら、そこらへんに集まった人々の顔面に塗りまくるのです。
無病無災の願いを込めて墨を塗るそうです。
楽しそうですね。
火が出ている間は神聖な空気がただよいます。
この墨塗りは約600年も続く伝統ある行事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本の奇祭。由来もわかるととても楽しいですね!
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
コチラは地図のURLです。
14時からスタートです!